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人相の良い人は得
「人相の良い人」は得

 7月9日、年金記録確認委員会が納付認定の基本方針を定めた。
 年金保険料を支払ったのに納付記録が無い、いわゆる「宙に浮いた年金」をどのような場合に支給するかという指針である。

 骨子としては、本人の主張が「明らかに不合理ではなく、一応確からしい」ということであれば支給するとのこと。具体的には納付を推測させる(裏付までは不要)保険料の引き落としを示す預金通帳や家計簿等の提示、本人の支払を示す資料が無くても配偶者が納付しているなどの事情があり、「一応確からしい」と判断できれば納付するとのこと。

 「明らかに不合理ではなく、一応確からしい」というのは、法律的に言えば、本人の主張とおり納付したことに推定を働かせ、明らかに不合理な点が無いのであれば認めるということだ。これはかなり緩やかな基準である。

 さらに、元日弁連会長の梶谷委員長は、「うそをついていないと確認委員会の委員が思えば、認める可能性がある」「否定的な資料や事情がなければ、人柄・態度から総合的に見て認めうる」と、踏み込んだ発言をしている。

 ここまで来るとザルではないか?

 きちんと納付していた場合でも疑われることから挙動不審になることはありうるだろうし、人柄と納付の事実は関係ないのではなかろうか。悪人顔でも良い人はいるし・・・。

 被害者の救済のためには基本方針に沿った運用が期待されるところだが、それにしても、「人相の良い人」は得なんだなあ。
by高島

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